アルゴマイザーとは


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アルゴマイザー概要

各種ヒーターには、一般的に温度センサーというものが付いています。これは、床暖房や融雪ヒーターなどが極度に暑くなったりせず、希望した温度にコントロールするためです。

しかし、この従来の温度センサーには難点があります。センサー作動である以上、必ず「オン・オフ」があり、オン・オフ点の幅が温度ディファレンスを生じさせてしまうのです(図を参照)。つまり、ヒーターの表面温度状態で見ると通電、遮断を繰り返す時間の周期が長く、図のようにノコギリ波形になっています。

これでは温度設定にロスが生まれ、確実な設定ができないのです。また、コントローラーの出力を大きくするに従い、この繰り返し時間の周期を更に長く設定しなければなりません。この弱点を補うため、温暖制御回路が開発され、繰り返し時間の周期を無くすことに成功しました。

これによって、消費電力を約40%程度削減したシステムを実現したのが「アルゴマイザー」です。岩盤浴の制御センサーなどに活用できるでしょう。

アルゴマイザーの特徴

アルゴマイザーの特徴を列挙します。

  • 電気代を節約できる・・・
    従来の制御方式では実現出来なかった桁違いの省エネルギー化(節約)を可能にしました。岩盤浴などに使う制御システムには最適だといえます。
  • 操作が容易・・・
    ハイブリット集積回路の搭載により、煩わしい操作は一切不要で、機械に弱い方やご年輩の方にも安心してご使用頂けます。
  • 夜中も安心・・・ 
    「おやすみモード」で12時間運転しても従来の2時間分の電力料金しかかかりません。もう夜中に冷えた廊下を歩く必要はないのです。
  • 差し替え可能・・・
    現在、既存のコントローラーと差し替えることが可能です。しかし、メーカーや配線方法により使用できない場合もあるので注意しましょう。
  • 自由な調節機能・・・
    8段階の電力調節が可能です。補助暖房器具との併用や寒がりの方でも安心してご使用いただけます。また、業務用としての利用価値も非常に高いシステムです。

温暖制御ってなに?

温暖制御とは弊社、ダイナテックグループが独自に開発した全く新しい床暖房制御方法です。 各メーカーや施工方法により電気式床暖房システムの熱容量(暖房能力)が異なる蓄熱構造において、省エネ仕様で汎用的にお使い頂けるように、初期設定時に暖気運転の時間を設定すると熱容量の大小に合わせ体感適温まで自動加熱するシステムです。

その後、加熱が終われば電力調節の設定指示により、部屋構造から放熱される放射熱量のみを自動的に電気量に変換します。必要とされる熱量だけを床面に供給するハイブリット集積回路構造(特許出願中)により温度が気温のような安定した温度特性を示めします。また、お好みに合わせて自由に任意調節も可能な制御方法です。

電気料金

アルゴマイザーと従来品と電力対比は図のようになります。必要な電気エネルギーを度数50と仮定し、その度数の4倍の時間で電力対比します。その場合、時間の半分を有効通電率と定めると、通電率は 50%となりこの時間は度数100に値します。つまり暖気運転に必要なエネルギー(電気料金)の2倍を消費することになります。

したがって、暖気運転の度数50と運転に必要な度数100を加算すると150という度数が必要になります。この150を基準度数とし、アルゴマイザーによって、同じ時間分運転した場合を比較すると下表のようになります。

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